HOUSTON 「Ⅱ」'13 来た!これで勝つる! という訳でスウェーデン産メロディアス・ロックバンド HOUSTONのカヴァーアルバムを挟んでの約3年振りオリジナルアルバム2作目を早速GET! 北欧メロハーと聞いて思い浮かぶ通りの、透明感と爽快感抜群のキャッチーでメロディアスなポップ寄りロックサウンドは1stと同路線で、本作より新たにキーボーディストがメンバーに加わり3人組になっておりますが、前作を購入されて気に入った方なら全く問題なく気に入る事請け合いの一枚です!('(゚∀゚∩ うーん、北欧メロハーはやっぱ甘い声質のVoが突き抜けるハイトーンで分厚いコーラスをバックに歌い上げて、その後ろでうっすらキラキラするKeyシンセが鳴ってなくちゃねぇ~、という、初期ALIEN、後期BAD HABIT、後期TREATなどの80年代北欧メロハー愛好家や、コンパクトで計算された整合性とヒットポテンシャルを追求した楽曲満載なBOSTON、JOURNEY、SURVIVOR、FOREIGNER等が好きな80年代産業ロック愛好家な方ももち迷わず即お店へダッシュですよ(w 今回も1stに続き北欧AORお助けマンのTommy Denanderが全10曲中7曲でギターを弾いており、他にもゲストミュージシャンを多数招いてガッチリとバックは固められていて、さらなる作品の品質UPに貢献している事は疑いないでしょう。 ただ、これだけハイクオリティなメロハー&産業ロック作品をリリースしてくれて嬉しいのは山々なんですが、問題点も無いわけじゃないんですね。 ちゃんとしたバンド編成になっていない事を見ても分かるように、どうにもAORプロジェクト的な作り物臭さが拭い切れて無いのと、ロック的な生っぽさや重さ、そしてスリリングさもかなり希薄でして…それにせめてジャケのデザインはもうちょい凝れよ! と言いたい(w ただ、自主制作盤メロハー作としてはA級クラスの質なのは間違いないので、このユニットの作品はチェックしておくべきだと思います。 現時点でこれまでの2作ともども日本盤の話は聞こえてこないので、待ちきれず輸入盤を購入しちゃいましたけど、もしかしてこの2ndから日本盤デビューなんて事になるかもしれませんね。そうなるといいなぁ(*´ω` *)
by malilion
| 2014-02-27 18:18
| 音楽
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