IMPERA 「Pices Of Eden」'13 ![]() '12年に1stアルバム『Legacy Of Life』でデビューを飾った北欧メロハープロジェクトの2作目が、2013年末に早くも届けられたのをちょい遅れて購入! いやー、バンドのリーダーがスウェーデン人ドラマーのJ.K.Imperaって事と、マルチ・プレイヤー&コンポーザー&プロデューサー等々で忙しい“北欧AORプロジェクトお助けマン”Tommy Denander(特に彼が!)というメンツもメンツだっただけに、てっきり1枚限りで終わるものと勝手に(失礼!)思ってたこのプロジェクト・バンドが、まさかの2作目を1年ほどのインターバルで届けてくれるとはホントに驚かされました。 なんでもこんなに早く2ndが届けられたのはどうやら本人達の予想以上にデビュー作の受けが良かったかららしい。 まぁ、自分もそうだったけどメロハーファンならずとも普通に考えて、ギターにTommy Denanderがいて、VoにMatti Alfonzettiと聞けば期待度は否が応でも高くなりますもんね(w 新譜の短いインターバルでのリリースは歓迎なものの、リリースサイクルが早いプロジェクトバンドにありがちなのが『スケジュール優先で中心人物以外は手の空いている凄腕ミュージシャンを起用してサクサクとアルバムを制作してしまうパターン』だけは勘弁! と危惧していたものの、Tommy Denander(G)、Matti Alfonzetti(Vo)、J.K.Impera(Ds)、そしてVINNIE VINCENTで活躍していたMats Vassfjord(B)による、1stと全く同じメンツで今回の新作も制作されていて Matti Alfonzettiファンの自分としては一安心。 アルバムの内容も前作と路線は変わらず、GIANTやWHITESNAKEばりの80年代後期~90年代初期フィール漂う叙情的なメロディー重視のキャッチーでコンパクトな楽曲で、センスバッチリなツボを心得たテクニカルなギターが出しゃばらずにアルバム中でハードエッジに鳴り響き、ディープでソウルフルで力強く伸びのある安定感抜群の熱い歌声が印象的な歌メロをエモーショナルに披露してくれているので、前作が気に入った方なら即購入して全く不満は出てこないでしょう。 まぁ、ただ曲の出来に特に問題は無いものの、個性というものは相変わらず希薄だし、あまりに優等生でソツがなさ過ぎて癖の無いメロハーBGMに成り下がってしまってる嫌いがある点は本作でも改善はされていませんけどね… うーん、何が足りないんだろう…(´・ω・`)
by malilion
| 2014-02-16 21:45
| 音楽
|
Trackback
|
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 more... お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
検索
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||