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悲壮感なんて欠片も無いJAMES CHRISTIANの3rdソロ作('(゚∀゚∩


JAMES CHRISTIAN
 「Lay It All On Me」'13 悲壮感なんて欠片も無いJAMES CHRISTIANの3rdソロ作(\'(゚∀゚∩_c0072376_14554350.jpg

まもなくHOUSE OF LORDSの新譜も発売されると言う事で、慌てて今頃James Christianの9年ぶりとなるソロ通算3作目を購入(汗

いやー、優良メロハーバンドHOUSE OF LORDSを率いて精力的に活動している彼の作品の出来が悪い訳ないのでついつい後回しにして、未知のバンドだったりドマイナーなバンドのアルバムに手を出して後手に回ってしまってました。申し訳ない!

で、もちろんアルバムの出来に文句なぞ少しもなく、前作同様に円熟味のある歌唱と耳に心地よい分厚いコーラス・ハーモニーを活かした哀愁感たっぷりのAORテイストを醸し出す良質なメロディアスハードロックを聴かせてくれます。

しかし、ライナーでも触れられているようになんでも闘病(癌って、マジですか!?)している中でのアルバム制作だったとか。
ですがハスキーな声でソウルフルでエモーショナルに歌い上げる抜群の歌唱力にいささかの衰えも見えません。

まぁ、でもキャッチーでフック満載のミッドテンポな楽曲が多いのはいつも通りなものの、意外な程に明るくポジティブに感じる内容なのは、その闘病が影響してるのかも?
奥方のロビン・ベックはいつも通りですがHOUSE OF LORDSの面々が演奏陣で参加しているせいか、ソロというよりHOUSE OF LORDSのアルバム風に聞こえる所が多いのも、それまでのソロ作より溌剌としてブライトな印象を与えているのかもしれませんね。

安心の良質メロハー&AOR作をお求めの方なら、迷わず本作を購入しましょう!

本作が最後のソロ作にならない事を祈って…

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11曲目のVoが所々テープヨレのような状態(古い現象だね…今となってはw)で聞こえたので、ここのレーベルはALFONZETTIのソロアルバムでのお粗末な編集の日本盤をリリースした前例もあったのでUSA盤をわざわざ購入して聞き比べてみたが、残念ながら同じ箇所で酷いテープヨレVo状態なのを確認したので、このヨレはマスターテープ(デジタル録音じゃなかったんかね?)に起因する現象のようです。('A`)
せっかくいい曲なのに、もったいない…orz

今までも彼のソロはリマスター盤が出たりした事もあるので、是非その機会があったなら、このテープヨレ箇所は直して欲しいものです…
by malilion | 2014-02-06 14:48 | 音楽 | Trackback
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