オーストリア産オーケストラル・シンフォニック・プロジェクトはちょっと毛色が違う


CIRCLE OF ILLUSION 「Jeremias - Foreshadow Of Forgotten Realms」'13 c0072376_2015595.jpg

オーストリアのkey奏者 Gerald Peterを中心とした、オーケストラル・シンフォニック・プロジェクトのデビュー作をGET!

大成功しているAvantasiaをはじめ、古くからHR/HMバンドなどで定番のファンタジー・ストーリーに基づくトータル・コンセプト作で、分厚いオーケストレーションをバックに男女混声コーラスや女性vln奏者のプレイをフィーチャーしつつ、目まぐるしくシネマティックに展開する重厚でオペラティックなサウンドをダイナミックに聞かせる、という“いつもの”パターン。

この手のコンセプト作を構成するサウンドや楽団構成は類型過ぎるくらい定番的で少しも新鮮味は無いものの、HR/HM系プロジェクトとは明らかに違う、Keyプレイヤーのプログレテイスト満載(w)な演奏が毛色の違いを感じさせてくれる。
他にも重厚なサウンドから一転して、軽やかでシャレオツなJAZZっぽいプレイだったりFUNKっぽいサウンドが聞けたりと、その他の類型プロジェクトとの差別化を図ろうという意図が透け見えてなかなか面白い。

大雑把に言っちゃうと、HR/HM系オーケストレーション・プロジェクト作構成をベースに、北欧やユーロ圏で大人気なNIGHTWISH系のシアトリカルなオーケストレーションを足して、Keyプレイヤが趣味丸出しのプログレ的鍵盤演奏を聴かせまくるサウンド、という事になるかな?

まんまモロにプログレ的プロジェクト作なサウンド(退屈な事がしばしばあるよね…)ではなく、所謂ロック的な分かりやすさと力強さも加味されている分ポピュラリティも高く、密度のあるサウンドにも関わらず聞きやすいとも言えるだろう。

この手の大仰で重厚なオーケストラル・シンフォニック・プロジェクトを好む方なら、間違いなく『定番のスタイル』の亜種と言えるので安心して手を出されても大丈夫でしょう。
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by malilion | 2013-09-29 20:15 | 音楽 | Trackback
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