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ダークで冷ややか♪ ポーランドからのニューカマーARLON('(゚∀゚∩


ARLON 「On The Edge」'13 c0072376_153273.jpg 

ポーランド産モダン・シンフォ・バンドのニューカマー5人組のデビュー盤をGET!

海外レビューではMARILLIONや同郷のRIVERSIDEとの類似点を指摘されていたりするPronet Recordsにとってリリース二枚目となるこのバンド、典型的なダーク系ユーロ・シンフォニック・ロック・スタイルではあるが、美しいピアノやストリングス・シンセを操るKeyがサックスをかなりプレイするので、仄暗く陰鬱ながらも美しさを感じさせる系の類型バンドとは少々毛色が違って聞こえる点は面白い。
GプレイはエッジはあるもののHM系の匂いは感じられず、テクニカルなタイプではなくエモーショナルな泣きのロングトーンを聞かせるタイプ。

英語Voなもののどこか沈痛で抑揚少なめな歌声にはポンプ系に顕著なフォロワー的な軽薄さは感じられない。
ただし、声質は悪くないし哀愁が漂う暗めなアルバムの作風に合わせての歌唱だと思いたいが、そう上手くないのは明か。
まぁ、無理してバックのハイテクで大仰なサウンドに合わせて熱唱すると即ボロの出る事の多い、レンジの狭いヘタウマなVoが大半なシンフォ系Voにとってこの手法は最善策かも(汗

演奏に虚仮威し的なキメや派手さは無いし、Voも熱唱する事なくまったりと緩やかなメロディを歌い上げ続ける為に、一聴した印象はモダン・プログレ特有の地味でイマイチはっきりしたイメージを掴みにくく感じるものの、アルバム全編を通して描かれる淡くダークな叙情性は90年代後半に旺盛を極めた北欧グロプレ・リバイバルバンドが時折見せた“引き”のサウンドにも通じる深い陰影を生み出し、中東欧産らしいミステリアスで冷ややかなサウンドを聞かせる事に成功しているように感じる。

デビュー作としてはまぁまぁだし悪くないと思うけれど、このままでは地味だしイマイチ特徴が弱く感じるので次作ではその辺りの問題的をどう変えてくるかが注目でしょうね。
by malilion | 2013-09-28 15:04 | 音楽 | Trackback
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