全くチェックしてませんでしたorz


GUARDIANS OF TIME  「A Beautiful Atrocity」'11 c0072376_20221779.jpg

実は随分前リリースされていた本作、その存在を全く知りませんでした! 申し訳ない!

いやー、先日何気なく2ndを引っ張り出して聞きつつネットを徘徊していると、なんと3rdがリリースされているという情報が目に飛び込んできて驚愕!?
半ばオッサンの趣味的なプログレバンドならいざしらず、若さが有る程度売りのHMバンドで前作から8年もの月日が空いては新作は絶望的と、とっくに解散してるものと思い込んでたのですが、まだ生きてたんです!(汗

当時ノルウェーの期待の新鋭メロパワHMバンドとして ’03年の2ndアルバム「MACHINES OF MENTAL DESIGN」で国内盤デビューして80年代後期風の疾走するメロパワサウンドが注目されたハズなんですが、それ以降全く音沙汰無くなってしまったので、多分同じように彼等は既に解散してるものと思ってる方も多々いらっしゃる事でしょうが、ちゃんとまだ活動してました(w バンドのオフィシャルHPをチェックしてね!

1st、2ndと共にVoや演奏技量的な面でまだまだ荒削りだったり、歌メロや楽曲のフックという意味ではマイナー臭さを払拭しきれずB級感バリバリだったものの、悲壮感と哀愁を漂わせる暗く切ないメロディに、SFチックなSEで雰囲気を盛り上げつつオーセンティックなユーロ・スタイルをベースにドラマティックに展開する曲構成、そして若々しい躍動感とジャーマンHMばりの疾走感と、こう書くと正に日本人好みな音なんですよねぇ彼等の出す音って。

で。本作3rdなんですが、現在までに国内リリースは確認していないので、どうやら国内盤リリースは1stに続き再び見送られた模様。残念。
そして当然のようにこれだけの年月を経たので色々と彼等も変化しております。

まず、Voがチェンジしてロートーンからミドルレンジがメインの歌唱法を活かす渋めな声質の新Voが迎えられました。
勿論、ちゃんとハイトーンのシャウトもこなせるので、声質に好き嫌いあるでしょうが技量的には以前のVoより巧いVoじゃないかと思いますよ、個人的には。

そして音楽性も当然のように変化していて、スピード一辺倒だった以前と比べてグッと疾走感は落ちてミッドテンポ中心の、いわゆるオーセンティックな正統派HMというイメージの音に近づきました。
以前のマイナー臭いもののスピーディーなHMサウンドを好んでいた方からすると、もう同じバンドに聞こえないかもしれません…まぁ、この辺りが日本盤がリリースされなかった理由臭いですよね(汗

ただ、さすがにこれだけ年月を経ての3rdなので、バンドの演奏技術は非常に向上して安定しているのと、従来通りにサイバーチックなSEやナレーションを曲間や冒頭に挟む雰囲気を盛り上げる手法は変わらず用いられているので、全体的なバンドイメージやサウンドの方向性は以前と変わらない、という風には思えます。

ジャーマン風の疾走感や臭メロスピ展開が好きで彼等のファンになった方は手を出さない方が無難なアルバムかもしれませんが、彼等のSF嗜好なコンセプトアルバムの音が好きだ、という方なら以前と変わらず楽しめるアルバムだと思いますので、手を出してもいいかもしれませんね。
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by malilion | 2013-06-24 20:22 | 音楽 | Trackback
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