唯一作を残すバンドって、実は次作を期待させる面白い音のものが多いよね?


TRYPTIC 「RABBLE GADGETS DIVINE」'98 c0072376_122449.jpg

CDラックを整理してたら、またまた懐かしい1枚が転がり出てきたので今ぐるんぐるんしております。

確か98年当時、YES系フォロワーのイタリアン・プログレバンド、みたいな紹介を輸入盤店でされてるのを見て購入したように思うけれど、実際のトコどうだったかはもう完全に失念してます(汗)が、そんな彼等の唯一作をご紹介。

実際の音の方はと言うと、如何にもなというプログレチックな頭のKeyメインのインスト曲に続いて飛び出してきた曲を今耳にしてみると、ハイトーンのVoといいコーラスといい後で鳴ってるkeyのフレーズといい、YESと言うよりENGLANDっぽく聞こえるから不思議です。
そんな事もあってイタリアン・プログレっぽさは余り感じず、むしろUK・プログレっぽい音に憧れるんだけどスタイリッシュにまとめ上げきれずにイタリアンのバタ臭さが露呈しちゃってる、みたいに聞こえるんですが、モロにフォロワーな音より毛色が変わって面白く感じられるのが実に興味深いですね。

さらにこのバンドを面白くしているのがアルバムが進むにつれて感じる『このVoって実はYESとかのプログレ系Voの影響は少なくてQUEENのF・Mercuryが大好きで仕方がないじゃないの?』と言うこと(w
所々で如何にもなフレディ風歌い回しと大仰で芝居がかった歌声が妙に耳につき、バックのENGLANDっぽいサウンドやプログレ・フォーマット定番のGENESIS的フレーズなんかも散りばめられた楽曲を演奏するバンド形態がGレスバンドと言う事もあってEL&Pっぽくも聞こえたりする箇所も合わさって、所謂定番のプログレ風に聞こえないのもこのバンドのユニークな所でしょう。

纏まりという点や完成度は欠けるかもしれませんが、出来ればこの一風変わったごった煮路線を突き進めた次回作を聴いてみたかったバンドの1つですね。
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by malilion | 2013-06-07 01:22 | 音楽 | Trackback
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