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雑然とした古臭いアメリカンプログレハードが逆に新鮮?w


FRIGHT PIG 「Out Of The Barnyard」'13 c0072376_21431197.jpg

ユーロシンフォのようなミステリアスな怪しさとアメリカンらしい雑然としたパワフルさがMIXされた、有りそうで無かったサウンドがなかなか面白いアメリカン・シンフォバンドのデビュー作をGET!

流石に今を生きる新バンドなのでプログレメタルな要素もGプレイ等に感じられるものの、Keyは80年代アメリカン・プログレハードな音色やフレーズをこっそりバックで聞かせてくれたりしてニヤリ、とさせられる。

USA産らしからぬHEEP風コーラスやアコギの美しいフレーズで引きを演出するものの、8割方はパワフルに駆け抜けるサウンド(苦笑)なので最近流行のスタイリッシュなアメリカン・シンフォといった感触は無く、一聴しただけでは即『アレ系』と言い表せない雑多で荒々しいイメージ(Voの荒っぽい声質のせいか、忙しないリズムのせいか?)で、シンフォサウンドに艶っぽさや気品といったインテリジェンスなモノをお求めの諸兄には向かない音かも。

アメリカン・プログレというと大抵はコーラス等でポップでキャッチーな要素が前面に押し出されるのがパターンで、それが軽薄に感じられたりするマニアな方々も居られると思うが、このバンドはサウンドの基本はUSAシンフォなものの、各所に散りばめられたユーロ風グロプレの複雑な展開の仕掛けがコレでもかと前面に暑苦しく(w)押し出されているので、所謂80年代アメリカン・プログレハードな音には殆ど聞こえない、という面白い効果を生み出す事に成功している。

完成度は流石にまだ高くないものの、最近のスタイリッシュにまとまったシンフォサウンドに飽きてる方なんかには、このバンドのかなり毛色の変わっている70年代初期のプログレチックで破天荒な展開が、逆に新鮮に感じられるんじゃないでしょうか?
by malilion | 2013-05-28 21:45 | 音楽 | Trackback
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