期待以上の出来!('(゚∀゚∩ SECRET SPHERE新譜!


SECRET SPHERE 「PORTRAIT OF A DYING HEART」'12 c0072376_22304693.jpg

同郷イタリアのシンフォニック・メロスピ系バンドLABYRINTHやRHAPSODY等に比ベイマイチ知名度が落ちるものの、実力的に決して引けを取っている訳ではない彼等の、2年振り通算7枚目となるアルバムを今頃GET!

これまでコンスタントに作品をリリースしてきた彼等だが今回は大きな変化があり、デビュー以来12年フロントマンを務めてきたRoberto "Ramon" Messina が本アルバム制作前に脱退、代って加入したのがなんと! 元VISION DIVINEで知られる(というか個人的にはMichele Luppi'S HEAVENやLOS ANGELSのようなAORハード系で超応援してる)実力派シンガー、Michele Luppi を迎えて新作が制作されたのだ。

前任者のRobertoの繊細な歌声と声質は実にこのバンドのマッチしていたのだけれど高音域になると少々か細くなり、長らくキャリアを重ねてもその弱々しいイメージを払拭し切れず、それがバンドサウンドにチープでB級マイナーな影を落していた訳だが、後任のMichele LuppiはAOR系もこなすその抜群の表現力(時にダーティにガナり、時にソフトで甘い歌声を披露したりと正に七変化!)と幅広い高低のレンジをパワフルに歌い上げるイタリアンHM界でも屈指の技量を遺憾なく発揮し、SECRET SPHEREのバンドレベルを一段階上へ駆け上がらせる事に成功しました。

実際、アルバムで披露された音はここ数作のアルバムよりプログレ度合いが弱まって若干初期の頃のようなメロスピ度合いが増したテクニカル・シンフォニックHMと相変らずなものの、夢劇場ばりのインスト・オープニング曲から雪崩れ込んでくる疾走感と濃密な美旋律は完全にA級クラスの高品質なHMサウンドで、当然サウンドプロダクションの強化もあるのでしょうが、Voが代わるとここまで飛躍的にサウンドが変わるのかと驚かされること請け合いです。

まぁ、「この微妙にマイナーなトコがいいんだよ」と以前のアルバムを気に入ってらした諸兄には残念でしょうが、これでまた一つイタリアンHM界に前途有望なバンドが誕生したのだと割り切って応援していこうじゃないですか!

本作制作時には楽曲が既に出来上がっていた為、Michele Luppiは歌詞でしか貢献出来ていないようですが、次なる新作では是非に彼の持つキャッチーでブライトなUSA産業ロック&AOR的音楽要素も追加して、タダのHMではなく完全に別次元となるメジャー級のロックサウンドを披露して欲しいものです('(゚∀゚∩
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by malilion | 2013-05-07 22:30 | 音楽 | Trackback
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