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進化の果てに何が聞こえてくる?BROTHER APE新譜!('(゚∀゚∩


BROTHER APE 「Force Majeure」'13 c0072376_16471484.jpg

新世代北欧ハイブリッド型モダン・シンフォ・グレ(?)バンド、BROTHER APEの6作目となる新作が3年ぶりに登場!

数作前から既にプログレという形態では無くなっていた彼等のサウンドだが、最新作では一層に旧来のプログレ的なサウンドから距離を置いていて完全にグレ系では語れない音になってしまった。

ドラムンベースよろしくかなりデジタル処理されたリズムをベースに、ドライなモダンサウンドがスタイリッシュに展開していく本作、一聴した感触はまるでフュージョンのようで驚かされたものの、聞き込んでいくと以前からの特徴であるウネるベースや前作で聞かれたアコースティカルなサウンドに乗っかるVoが朗々と響いていくアンニュイな感触などに今までの作品の延長上に本作がある事が伺える。

サウンドがフュージョン系に傾いたからなのか、コーラスを別にすればVoは少なめで歌メロの印象は薄い。
前作の優しげな歌メロが好みだっただけに完全にオマケ的な扱いになっているのは少々残念。

前々作で聞かれたダークでアンビエントな、ちょっとアンニュイっぽい音像が戻ってきていたり、Voが少々UKオルタナバンドっぽく聞こえるパートも多々あるのも影響しているのかもしれないが全体的にロック的なダイナミズムに乏しい一作になってしまったように思える。

一般的な北欧グレ&シンフォ系の音は皆無なのでソレ系を求める向きには合わないのは確実なものの、『プログレとは本来こうあるべきだ!』と言わんばかりに現在進行系で音楽ジャンルをボーダーレスに展開するスピーディーなソリッドサウンド、実にハイセンスで小気味よいです。
by malilion | 2013-03-03 16:48 | 音楽 | Trackback
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