原点回帰?(汗 SONATA ARCTICA新譜!


SONATA ARCTICA 「Stones Grow Her Name(Tour Edition)」'12 c0072376_22185155.jpg

新世代北欧HM(と、言ってももう10年選手…)を代表するフィンランド・メロパワメタル・バンド SONATA ARCTICAの3年振り、通算7枚目のアルバムを遅れてGET! …ていうか、ボートラ入り来日盤が後から出たし(w 危なく買い直しになるトコだった(w

そうそう、外盤には日本盤とは違うボートラが収録されているので、忠実なファンと音源コレクターな方は、もうちょいして安くなってから買うか中古で済ますのも手かと。

初期のそのHELLOWEEN+STRATOVARIUSなスタイルと、バリバリの臭メロとストレートな北欧スピード・メタルサウンドが絶大な人気を博した彼等。
2007年リリースの『UNIA』辺りから、ミッドテンポでシンフォニック色の濃い芝居掛かった大仰さえを伴ったロースピードな楽曲が増え、初期にファンから喝采を浴びた2バスドコドコのスピーディーな楽曲を捨て去り、プログレッシヴ・メタル風のテクニカルで凝った展開と構成の楽曲を演りだして大量のファンを失った訳ですが、本作は若干曲構成等がコンパクトかつシンプルになった模様で、所謂普通のメロディック・パワー・メタルな楽曲を演ってるイメージですかね。

まぁ、フォローはしますがやっぱり(まだいるなら)初期からのファンには酷評されるだろうアルバムなのは確かです(汗
初期にメロディアスでとてつもなく魅力的な哀愁の美旋律が心の琴線をヒットしまくる北欧HMサウンドを奏でていた彼等が、その要素を捨て去った挙げ句どうしてこんな凡庸で淡泊なメロのメタル作をわざわざ創らなくちゃならないんだ! と、憤る気持も十分に理解出来る出来なんですよね…スピードは無いけど、メロディ的に超A級ってアルバムだったらここまで叩かれなかったんでしょうが…

とはいえ決して悪いアルバムでは無く、十分メロディアスさではB級の上位~A級にちょい足りない(失礼!)くらいに位置する良作なので、スピードを捨てたからと言って彼等の全てを頭ごなしに否定するのは良くないんじゃないでしょうか?
実際、ここ数作のアルバムはメロがイマイチな上に妙にこねくり回しただけの自己満的な面白くもない構成の、ちっとも歌声が耳にひっかからない退屈な楽曲が詰まったアルバムでしたが、今回はその点ではちゃんと耳を捉える歌メロや楽曲のカラフルさやキャッチーさなんかも聞こえますしね。

プログレも好む自分的には曲構成が凝っていようがいまいが、メロが優れていないと耳に引っかからないし良作とも思えないので、この中庸メロディアス路線でいくなら、他にメロディアスさで優れているしキャッチーな歌メロや耳を惹くリフで攻めてくるバンドはゴマンと居る訳で、生き残りは厳しいんじゃないかと危惧はしますが…

次作でこのまま、普通のロックバンド路線へ進むのか、もっと歌メロへ重点を置いたAOR的なアプローチへ進むのか、はたまたゴリッゴリのダークHM路線へ進んだりして(w 等々、彼等の変化に興味は尽きません。
まさかのスピード路線へ戻って欲しいとは思いますが、インタビュー等を見ると望み薄でしょうねぇ(w
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by malilion | 2012-12-18 22:24 | 音楽 | Trackback
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