TIME 「Same」'75 限定盤という謳い文句と元ENGLANDのドラマー Jude Leighが在籍してたバンド、という売り文句に惹かれて怪しいレーベルからの初CD化再発モノを遂購入… 以前からジャケ画とSPONTANEOUS COMBUSTIONのGary(G、key、Vo) & Tristan(B、Vo)のMargetts兄弟が、後にENGLANDで活躍するJeff“Jode”Leigh(Ds、Vo)、後にNIGHTWING(現ENGLAND)で活躍するAlec Johnson(G、Vo)等、末期SPONTANEOUSのメンバー(本作のLead VocalはMike Udellだが、LPにはクレジットされていない)と共に改名し新たに結成した幻のUK Progressive Rockバンド、という情報や名前だけは目にしていただけに、胡散臭いと思いつつ激レア音源だけに誘惑に負けて手を出してしまったのよー(つд`)スマヌ CDにはDIGITALLY REMASTEREDの文字がしっかりと刻印されているものの、所々で音がヨレてるし、懐かしのピチパチノイズやバンドの音にノイズがしっかり乗っかってる、どう聞いても板起こし盤です。ハイ(汗 まぁ、市場に出回ってないレア音源だし、CDーRじゃなくマトモなデュプリ盤なので、そこはレア盤の音を耳に出来るってだけで御の字なのでこの際、細かいことはいいっこなしって事で… で。肝心の内容の方なのですが、よく声の伸びるハイトーンVoがメロディアスに歌い上げる為かYESっぽくもあり、そこはかとENGLANDっぽい展開の箇所もありつつ、ブリブリとベースが終始暴れまくる硬質かつ変拍子で畳みかける屈折しまくった変則的な音と展開を聞かせてくれて、噂に違わぬUK・ハードプログレの好盤でした。うーん、ちゃんとしたオフィシャル盤で聞きたいなぁ…('A`) ツインG体勢でGの片割れがKeyも兼任している為かKey主導で曲が進まず、聞こえてくる音数はシンプルなものの終始リズムがとっちらかったように複雑ながらも激しくパワフルに展開するドライヴ感満点の音楽性なせいで、プログレというよりどこかHRっぽくも聞こえたのが意外と言えば意外でしたね。 オフィシャル再発を願いつつ、コッソリと棚の奥に仕舞っておくとしますか…
by malilion
| 2012-10-21 20:10
| 音楽
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