FLYING COLORS 「same」'12 以前から噂されていた元Dream TheaterのDs、Mike Portnoy のサイド・プロジェクト、Flying Colorsのデビュー・アルバムを、かなり日本盤を待ってみましたが一向にリリースされるって話を聞かないので、我慢出来ずに購入(w 一聴した時一番強く感じたのは、メンツがメンツなのに出てきた音はフュージョンベースの軽めなポップスだなぁ、という驚きでした。 元Dream TheaterのMike Portnoy、元Spock's BeardのNeal Morse、現Deep Purple&Dixie DregsのSteve Morse、この3人がいるだけで、バカテクなインストルメンタルの応酬合戦が聞けるのかと、普通の人なら期待しちゃいますよね(w まぁ、そのまんまな在り来たりな作品を創らなかった彼等の英断とプライドにはエールを送りたいです。 意外な程にシンプルで軽めの歌中心の構成な楽曲で展開していくのですが、そこはさすが腕に覚えのあるベテランでメンツを固めてるだけあって、そこかしこにSpock's Beardっぽいフレーズや、Neal Morseのソロで聞ける音の連なりだったり展開も聞けるし、時折お洒落でモダンなハイテクも垣間見せてくれて終始耳を惹きつけて離しません。 そしてコレは狙ったのかVoの声質か歌い方か、エフェクターやコーラス具合でか、妙にJeffrey Lynneのソロか後期ELOっぽく聞こえるんですよね。 いえ、自分的にはELOも大好きなので、この音は大変気に入りましたけど(w ただ、このプロジェクトにプログレっぽいものを期待してる方にとっては肩透かしに感じるかもしれませんね。 軽めでシンプルなフュージョン・ポップスとして聞けば、デビュー作にしては十分すぎる出来だと思いますけど。 とは言え、只のポップスで勝負するなら楽曲のキャッチーさやフックでは、まだまだと言わざる終えないので、次なる作品でその辺りをどう発展させてくるのかが興味深い所ではあります。 そうそう、バンド名は「旗をはためかせながら=勝利」みたいな意味なんでしょうが、なかなか大見得を張ってて、いかにもあのメンツならさもありなん、って感じですよね(w
by malilion
| 2012-06-25 23:12
| 音楽
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