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コンセプトは分かるけど…ジャケで損してるよなぁ…ARENA新作!


ARENA 「The Seventh Degree Of Separation - Special Edition-」'11c0072376_14194542.jpg

新ヴォーカリストを迎え久々にリリースされた6年振りとなる彼等の新作。
レコーディング風景や、メンバーへのインタビューを収録したメイキングボーナスDVD(NTSC/50分)付き、3面開きデジパック仕様のスペシャル・エディション。

CLIVE NOLAN(key:PENDRAGON)とMICK POINTER(dr:ex MARILLION)を中心にJOHN MITCHELL(g:IT BITES)等、第一線で活躍する英国シンフォ&プログレッシヴ・ロックバンドにも在籍するメンバー達で構成され、今やスーパーバンド的な存在となった彼等の新作がまさかここにきてリリースされるとは! てっきり解散したもんだと思ってましたよ(汗

今回はジャケからしてダークな「the journey from the last hour of life into the first hour of death(人の最期から死の始まりまでの行路)」という深遠なテーマのコンセプト・アルバムらしいが、音の方はそこまで深刻な殷々鬱々って訳でもないのでご安心を。

プログレハードのお手本のようにドラマティックに展開するハードシンフォなサウンドとフックの効いたキャッチーなメロディーライン、そしてJohn Mitchell による優美な泣きのギターと Clive Noran による派手なキーボードワークという、彼等の重厚にして劇的な歌物メロディックHR的定番サウンドスタイルはこの新作でも相変わらずですわ。

ここ10年程Voを務めていたRob Sowdenがバンドを離れ、替わって加入した新人VoのPaul Manziだが、これまでのARENAでフロントマンを務めてきたVo達と同じミドルレンジメインな歌唱(MICKかCLIVEの趣味なのか…)の太い声質で、所々でちょっとダーティな声を聞かせる、良く伸びるハイトーンも巧みに織り交ぜつつパワフルにガナり立てるというHR的な歌い方がメインっぽいので、若干しっとりした艶っぽさみたいなものを感じさせる雰囲気は減退してるかも…

只、バンドの音がこれまで以上にダークでソリッド、且つよりパワフルになってるのでこのVoの声質だったり歌い方じゃないとバックの音に負けて軟弱な印象になってしまいかねないので、このチョイスは有りだと思いますけどね。
まぁ、グロプレ好きな人からするとちょっと粗野過ぎるイメージを抱かれるかもしれないけど…

この新作、トータルの完成度はかなり高く、持ち味のドラマティックさは十分に堪能出来るし、ヘヴィだしテクニカルでもあるしで従来のファン以外のHM/HRファンにも十分アピールするとは思うけれど、逆にシンフォ風味は弱まってるので、これまでの彼等のファンだった方にはちょっとハードへ偏り過ぎと感じて敬遠されるかも…しれないけど、個人的にはこの方向性は好きなので、是非次作もピリリっとソリッドでHR風味なシンフォ・サウンドを聞かせて欲しいですね。
by malilion | 2011-12-15 14:19 | 音楽 | Trackback
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