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レーベル消失の危機を経て!DOCTOR NO待望の2nd登場!


DOCTOR NO 「Guerrers De Mitjanit」'09 c0072376_0532258.jpg

既にレーベルが閉鎖されてしまい廃盤扱いな03年リリースの1stの時点では、ヘッタクソなVoのキャッチーでも何でもない歌メロや、テクニカルでもなくイマサンな引っかかりの無い弱いメロディの曲も、良くも悪くも総じて野暮ったい80年代初期のSIミュージックがリリースしていたB級マイナーバンド群の音、と言えばどんな音か察しがつくだろうか? だった彼等。ぶっちゃけ聞き終わって(’A`)でした。

まぁ、スペインのバンドだけあって曲のそこかしこに哀愁が漂ってたりネチこいGのフレーズや巻き舌の歌声もあり、白夜のような幻想的サウンドの北欧シンフォ勢ではなく、やはり情熱のラテン系ブラジル・シンフォ勢に近い音に感じたものです。

ただこの手のバントはアルバム間のインターバルが非常に長いのが大抵パターンなので次作でイキナリ大化けする事も多々あり、今回レーベルが閉鎖された為に未発になっていた09年作2ndが6年越しでやっと2011年にリリースされ、油断せずにそれをおっかなびっくり入手したわけですがこれが予感的中で大当たり!('(゚∀゚∩

ダメダメだったVoメロは改善(歌の巧さは相変わらずイマイチ…)され、幾分スタイリッシュになったマイルド風味で牧歌的で穏やかな楽曲をポンプ然としたシンセを響かせて爽やかに奏でております。
いやぁー、1stのダメダメっぷりを耳にしてると、こんな繊細でリリカルなシンフォサウンドをよく演奏できるようになったなぁ~、と感慨しきりでして(w 実に胸熱です(w

スペイン産の強み(勝手な固定概念ですw)であるノスタルジックな泣きの郷愁メロディーが軟弱で柔和に成りがちな80年代初期SIポンプ風楽曲に独特な色合いを加えていて、ユーロピアンな叙情派クラシカル風にも聞こえる独自性を醸し出しているのがこのバンドなりの面白いポイントでしょうか。

『初期マリリオンっぽいよ』という宣伝文句に興味を引かれ購入したわけですが、どちらかというと辺境シンフォモノにも手を出す(カタルーニャ語で歌われてるので…)マニア向けながらも、独特の味とクセがあるけどテクはあんまりな(汗)80年代初期ポンプ好きな方にもお薦めな一枚、ですかね?
by malilion | 2011-10-12 00:54 | 音楽 | Trackback
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