PRAYING MANTIS 「Metalmorphosis」'11 知らぬ間に実はコッソリとリリース(日本盤は未発)されていた彼等の1st『Time Tells No Lies』('81)リリースから数えて30周年の記念盤、自主制作故に音は若干悪いですがそれでも十分問題ないレベルなので、彼等の事を追い続けてるダイハードなファンなら当然GETしてなくてはならないマストアイテムでしょう。 内容の方は、NWOBHMが生んだ泣きと哀愁の大名盤1stからと、それ以前のEPからの曲を最新メンバーでリレコーディングした5曲と成って…え? 旧曲を5曲でフルプライス近い価格!? と、ちょっとその内容と価格には首を捻らざる終えない訳ですが…まぁ、記念盤って考えれば… 当然、ファンにしてみれば曲の方は周知な訳で、別段新鮮味があるわけでも無いし、リアレンジもそれ程効果を発揮してない印象が…(汗 うーん、内容と価格を考えると、どうせなら旧メンバーでリニュニオンして丸々1st新録した記念盤をリリースとか、何か特別な売りがあった方が良かったのじゃないかと思うんだけどなぁ…どうりで日本盤未発売な訳だ…と、いう感じでしょうか? まぁ、いくらデジタルリマスターと言っても旧盤の出直しモノより、最新メンバーでの熟成されまくったリレコーディングによるマテリアルの方が音もテクも優れてるし、メンバーも納得いく作品に仕上がってる、とは予想出来ますが長い間旧譜と付き合ってきた旧来のファンはそうそう易々とリアレンジモノに納得は出来ないんじゃないかなぁ… とは言え、彼等の事を何も知らぬ人がこの記念盤に手をだすとも思えないし、完全に自己満足とファン向けの内輪ネタモノとして捉えればハナからそうマジメに考えるものでも文句を言う品でもないのかもしれませんね。 彼等の音を未体験の方は、まずは曲も録音技術も今聞いても十分耐えうるし、個人的には彼等の最高傑作で未だに彼等自身でさえコレを超える哀愁漂う泣き泣きの一大叙情派メロディアス作を再現出来てないと思ってる『A CRY FOR THE NEW WORL』('93)を先に耳にする事をお薦めしますよ。 マジでコレを聞いたら彼等の他の作品が聞きたくなる事間違いなし!
by malilion
| 2011-07-29 16:10
| 音楽
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