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70年代英国ヴィンテージはどうしてそんなに愛されるのか…WICKED MINDSの新作デス!


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ひたすら英国ヴィンテージを憧憬し、70年代サウンドを追い求め過ぎて、ホントにイタリアン・グロプレバンドなのかと何度も疑っちゃった(笑)彼等の新(新しいのか?)スタジオ盤にして3rdが久しぶりに届けられました。

前作(LIVE作挟む)はサイケっぽいジャケだったけど、今回はTREESかAFFINITY(あくまでイメージで)か?! と、どうしても穿った見方をしちゃう70年代回帰な彼等、前作で散々70年代英国ヴィンテージ(HEEP+PURPLE+SABBATHな感じのね)な音を出して満足したのか、今度は自身の立ち位置を再確認するかの如く、イタリアン・ヴィンテージ・プログレ・トリビュート作をリリースですよ。(w

しかし、前作もモロHEEPな古臭いオルガンがぐるんぐるんしてたけど、今回も70年代イタリアングロプレ・カバーモノとか、ホントに“ド”がつく程70年代愛して止まないんでしょうねぇ、彼等は(w このアルバム聞いてると今が21世紀だって信じられなくなりますから、ええ。ホントに(w

今回のトリビュート、さすがに拘りのある彼等の創るアルバムなので只昔の曲をカバーしてるだけじゃないだろうなぁ、と思っていたら案の定、ムゼオのVoを迎え入れたり元オルメのメンバーやオザンナのメンバーをフィーチャーしたり、と反則気味にやりたい放題でした。いいぞ、もっとやれ!(w 

今回は元ネタがあるわけで、前作の様にHEEP+PURPLE+SABBATHってイメージの音じゃないけど、ヴィンテージサウンド好きや、マニアックなイタリアン・グロプレ好きな方は(つーか、彼等はあんまりにも70年代回帰ってトコばかりクローズアップされて、その音楽性がグロプレかは余り語られませんよね? ハッキリ言ってグロプレじゃないと私は思います(笑))十分、楽しめる一品じゃないでしょうか。

年末頃にはちゃんとした新作が届けられるっぽいので、ひとまず企画モノ作品はこれでお終いにして、是非またHEEP+PURPLE+SABBATHな重厚ヴィンテージ・サウンドで攻めまくって欲しいですね。
by malilion | 2011-06-18 20:15 | 音楽 | Trackback
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