Anderson, Bruford, Wakeman, Howe 「Anderson, Bruford, Wakeman, Howe」'89 ![]() これで何度目の再発になるのか海外盤も入れると見当も付かない(汗)、もう今さら何の説明もいらぬだろう「YES」と名乗りたくても名乗れなかった元主要メンバーのバンドの(Bootで幻の2ndデモとか出回ってるけど、アレは殆どジョンのソロ作みたいなモンだしね…完成作品を聴いてみたかったですけど…)唯一作が今回、装いも新たに激レアなシングル限定音源や未発表LIVE音源等を収録したディスク付の2枚組Deluxe Edition盤として登場!(長い…) リマスター明記は無いけれど、オリジナル盤と比べて音のヌケの変化からしてリマスターは施された音源の模様。 しかし、もうこれが20年も前の音楽なんですねぇ…リマスター効果もあってでしょうが、今聞いても全く新鮮さを失っていないし古く感じ(1曲目の静寂を彩る軽やかなシンセを切り裂くように雪崩れ込んでくる変則ドラミング! 今聞いてもゾクゾクする!)させぬのは流石と言うか「一時代を牽引した一流ミュージシャンの意地」を見た、と言えましょうか。 未だに色々評価が分かれているようですし、はっきり行って当時の産業ロック路線だった「90125YES」より「ずっとYESらしい」アルバム(と、当時はアナウンスされてたしファンもそう思ってる方が多数でしょうが、両者どっちもYESだと私個人は思ってるので…なんとも言えませんねソコは…)として話題を呼んだのが懐かしいですねぇ。 個人的には最初本作を聴いて驚かされたのは、普段YESを仕切る影のリーダー(いや、実質紛う事ないリーダーなんですけどね)とか言われててもイマイチその存在感が表に出てきにくかったクリス・スクワイアの太く野蛮なリッケンバッカーが鳴ってないと、こうもアルバムの印象が変わるのかとその揺るぎない存在感を再認識させてくれた1枚でした。 細かい内容については今さら何も私が特に語る事もないので、紛れもない傑作アルバムなのでシンフォ好きや、プログレ好きは当然抑えておかねばならぬマストなアイテム、とだけ述べておきましょう。 YESを追いかけて方ならとっくに当然購入されてるでしょうけど、さすがに何度も同じ音源を…と、思われてる一般ロックファンの方は、今回はちゃんとレア音源入りなので購入されても損じゃありませんよ、と本作をお薦めしておきます。
by malilion
| 2011-05-27 18:03
| 音楽
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