MOON SAFARI 「Lover's End」'10 前作で彼等の音楽を北欧プログレ+ウエストコースト(YESのお手本だし)ポップみたいだ、と感想を述べてた訳だが今回の新作はさらにそれを推し進め、ほぼグロプレ要素やテクは隠し味程度に使われる形になり、既にネット上の各方面で絶賛されている様にほとんど爽やか北欧ポップスへと大変身してしまったスェーデンの超新星グロプレ・バンド、ムーン・サファリの3rdアルバムが届けられた!! 実は何故かいつも新作リリース時期が重なってるBROTHER APEの新譜と同時期に購入していたのだが、大本命のこのバンドなら決して期待は裏切るまい、と正月鑑賞用に今まで取っておいたのですが、いやぁ予想的中! ってか、こんな美メロ好物なリスナー悶絶の超傑作アルバムだと知ってればもっと早く聞いてたのにぃ(ww 頭で紹介したように、既に北欧プログレ・バンドというよりアメリカ的な軽やかな爽快さやナチュラルな陽気さ(アルバム・コンセプトは失恋っぽいんだけど)がアルバム全体に満ち満ちていて、これはもうプログレ云々抜きにして、非常に聴きやすいハートフルなボーカルと優雅ながらノスタルジックな切なさも感じさせる秀逸なメロ、そして幾重にも重なる甘いコーラス・ワークがふんだんに繰り広げられる歌モノバンド、いわゆる(ド)ポップスのジャンルとして語るべき音でしょうね。 眩しいっ! 眩しすぎるっ! いやぁ、それにしても反則的に突き抜けてて爽やか過ぎでしょうこの音♪ 甘々のヴォーカルメロ&絶品のコーラス・ワークの裏で鳴らされる、変拍子有りの叙情的なkeyと感傷的な透明感溢れるGが彩るシンフォニックなメロの数々には、確かに北欧の冷気漂うグレ・サウンドの名残や匂いがしてるのに、その余りにポップ過ぎる心地よいサウンドが全てを包み込んでしまってて、一聴してすぐにソレとは判別つかない程ですから♪ まぁ、テンションやテクだとかヘビィな音圧だったりノイズを求める向きとは対極にある甘美サウンドなので、そのへんに拘る方にはアクの無さ過ぎな音と捉えて敬遠するかもしれませんがね。 実際、駆け抜けるパートやインタープレイ等々あるもののロック的なダイナミクスに乏しい、と言われれば反論出来ませんし。 ヘタすると賛美歌のように聞こえるパートも多々あるので… とは言え、美メロ好きに取ってはこの上ない極上の素晴らしいサウンドが満載なウルトラ大傑作アルバムなのは確定的に明か! ですのでダマされたと思って即購入しましょう! これを聴かないで美メロ・ファンは死ねませんぜ! あ。唯一文句を言いたいのが、毎度の事ながらジャケセンスだけはこのバンド、お世辞にも褒められたもんじゃありません、ってことだけ…別に小綺麗なジャケじゃなきゃいけないって訳じゃありませんけど、毎度毎度どうしてコイツラは…(つд`) もしかしてメンバーの誰かが描いてる、もしくは友達辺りが手がけてるのだろうか? アルバムこんだけいい出来なんだし、そこにも気を遣おうよ…ホント…(’A`) しかし、この次このバンドはどこへいっちゃうんでしょうねぇ~~、このままだとホントにCSN&YかDOOBIEか、はたまたEAGLESか、ってな事になりかねませんぜ(ww
by malilion
| 2011-01-08 10:49
| 音楽
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