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まぁ、タマにはこーいう期待はずれもあるさ…

LA FAMIGLIA SUPERSTAR「same」'10 まぁ、タマにはこーいう期待はずれもあるさ…_c0072376_162756.jpg

マイナーなレーベル主催のWHITESNAKE TRIBUTEにも参加していたLA FAMIGLIA SUPERSTARによる、今年頭辺りにリリースされてた1stフルを今頃。

Voが元XYZの Terry Ilous、bがホワイトスネイク、ブルーマーダー、シン・リジー他で有名なMarco Mendoza、dsがジャーニー、リッチー・コッツェン、カコフォニー他に参加のAtma Anurと、ベテラン揃いって事ながら、派手なインタープレイなどで押すのでなく、奇をてらわぬオーソドックスな80年代風アメリカンHRを聞かせてくれています。

メンツがメンツなだけにちょっと期待してましたが、アコースティカルで爽やかながらイマイチぱっとせず、耳に余り残らない普通のアメリカンHRだったのがなんとも…
バンド名に惹かれて手をだしてみたわけですけど、もっとグラムな派手派手ヘアメタルって言われてた頃のLA・ロックっぽい音なら、もうちょい市場にアピールしたんでしょうけどね…如何せんごくごく普通な当たり障りない音でした。残念。

まぁ、取り立ててめちゃくちゃ叩く所もない平凡なロック・アルバムなので各プレイヤを追いかけてる方は押さえておいても問題ないのじゃないかと…
しかし、最後の最後で今風ヘビィ・インタープレイっぽい曲演るくらいなら、ハナからその路線でいって欲しかったなぁ~


MR.GIL「Light And Sound」'10 まぁ、タマにはこーいう期待はずれもあるさ…_c0072376_16461240.jpg

つい先日自身のバンドBELIEVEの新譜がリリースされたばかりなのに、立て続けにギターリストのソロ作がリリースされた。

バンド作と比べると、ソロ作の方がアコースティカルで爽やか、ちょっとバナキュラーな香りのする叙情的でリリカルなKeyやチェロ等の弦楽器が奏でる美旋律にしっとりアルバム全体が包み込まれていて、なんとも言えぬ柔らかでアンニュイな感触を覚えますね。

昼下がりにひなたぼっこしながらまったりと聞くのも似合いそうなクラシカルで安らいだ音が、次々とアルバムから優美に流れでてきて、うっとりすること間違いなし!

VoをBELIEVEと同一人物が担当しているので、その点の心配も皆無なのが嬉しいですな。グロプレものはVoが鬼門なので…

美メロ好きな方や、アンニュイな美旋律を堪能したい方に是非、お薦めしたいポーランド産の良作ですよ。
by malilion | 2010-12-19 16:02 | 音楽 | Trackback
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