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どこかグリム童話的なダークネスさを感じさせるCARPTREEの新作が登場!


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毎度、想像力を刺激するミステリアスで、どこか仄暗く耽美なジャケが目を惹く彼等の新作5thアルバムをGET!

元々、初期GENESIS+PinkFloyd×北欧古典回帰プログレな、ダークな叙情渦巻く彼等の大仰なその古典直系の音楽は、SE等も多用するシアトリカルながら視覚的なもので、今回もそこを含めてロマンチックなトコは変わらず、その上に今までどちらかというと淡いタッチだったりした水彩画的な美しさが垣間見えた曲想が様変わりし、一層に邪悪でヘビィな、ある種今まで一番欠けていた今風のロック的な爽快感を与える強引さや押しまくる怒濤の音圧というか、鬼気迫るパワー等が加わった明暗、静と動のコントラストがハッキリと浮き出る鮮やかな力作だと思う。

今回は特に、独特の重い雰囲気を醸し出していた癖の薄まったフィッシュっぽいVoの朗読風語りかけや、まったり歌い上げる唄のメロディーライン等がこれまに比べかなり印象的で、テンション高めなkeyが繰り出す怒濤のオーケストレーションとリリカルなピアノの調べは華麗にして甘美なのはいつもに増してだし、聖歌隊の様な分厚いバックコーラスもゴージャスに、どこか病的な鬱屈したものを感じさせる妖しい暗闇に一筋の光りが天から射し込むが如く、例えようもなくドラマチックで美しい、そんなイメージをさせられる大満足な新作なのです。

テクバリバリの押せ押せサウンドやトリッキーな事をしているわけじゃないけど、ゆったりとした雰囲気の中、知らぬうちに足元から沸き立つ暗闇がじわじわ喉元へ迫ってくるような、そんなかなり独自色の強いオリジナリティを発揮してる、居そうでなかなか居ないその耽美なミステリアスサウンドは、一旦癖になると病みつきになるので、モノマネばっかの古典劣化コピーバンドに飽き飽きしてる玄人好みのグロプレ通な方に、是非お薦めしたい一品ですね。

ハマると、かなり癖になりますよ。コレ。いや、ホントに。
by malilion | 2010-10-04 15:12 | 音楽 | Trackback
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