BLIND GUARDIAN…もう賞味期限切れなのか…orz


BLIND GUARDIAN 『At The Edge OF Time』'10 c0072376_4291950.jpg

前作『A Twist In The Myth』から早や4年、ドイツが誇る欧州屈指のジャーマン・メロディックパワーHM・バンド、Blind Guardian のオリジナル・アルバムとしては通算9作目となる新譜が遂にリリースされた。

オープニングを飾る『Sacred Worlds』が始まると、オーケストラ、ヴァイオリン、フルート、ブ厚いクワイアー等々、彼等の真骨頂であるトレードマークな音が、パワーと緻密さとスケール感が一つになり、荘厳でドラマチックな楽曲となって大スケールで繰り広げられる様は圧巻で、久しぶりに「おおっ!」と、なったものの、その興奮も徐々に失速していく事に…

今回も様々な文学作品や北欧神話等にインスパイアされた世界が展開する楽曲毎のストーリー描写の幅や、ドラマティックな曲構成の壮大さ等々、どれをとっても緻密に計算され尽しているのは分かるし、メロディック・パワー・メタルとしてのストレートなアグレッシヴさによる即効性は前作よりはいくらかマシになったものの、定番のファンタジーモノから脱却しない事には毎度お馴染みな幻想物語がコンセプトな似たり寄ったりで、マンネリ過ぎて聞いてても刺激が…(つд`)

いくら音が良くなろうと、構成が複雑になろうと、テクニカルだろうと、過去曲を超えるスリリングな瞬間がなかなか見当たらず、どうしても予定調和な流れになってしまい、感動も薄いままに流れていくのがなんとも…

確かに前作よりはクオリティは高く感じるしスケールもデカイ音で気持いいのだが、 やっぱりガツンと来る曲が無いように感じる。何気に聞いてると、いつの間にか最後の曲になってるかのような…orz

マンネリ気味だからと言って、先輩格のハロウィンみたいに心機一転どこか違う方向へいってしまっても困るしで、新鮮味が欲しいけど注文と違う料理が出てきても困るという、なんとも歯がゆいシックリ来ないような感想といいましょうか…

ドラムスが変わってストレートな洗練されたリズム主体になったから、というか彼等が大人になって演る曲も成熟し、落ち着いたからなのだろうけど、力任せの強引なまでの畳みかけの刺激というか、以前感じた鬼気迫るような目の前で音の塊が炸裂するかの如きド迫力が感じられなくなってしまったように思える…

単に以前、何度もLIVE見に行ってる懐古房(PAの真ん前でガンガン頭振りまくってましたよ。ええ。お陰で2、3日難聴でした)の想い出補正、ってだけじゃないと思うのですけど、他のファンの方々はどう感じるのだろうか?

ドラマティックでスピーディ、そしてキャッチーなメロディアスサウンドで風格に満ちた貫禄の人気を誇る、欧州じゃ確固たるステイタスを築いてる彼等だけど、ココ日本ではというと…一時の人気が嘘のような状態でしょ?

まぁ、アルバムごとのインターバルが長いので仕方がないのかもしれないし、言語の問題もあって、彼等がやたらアルバムオリエンティッドな作風を貫くから、キャッチーで耳当たりのイイ、シングル向けな曲があるわけじゃない彼等のようなバンドの場合、イマイチ新規で聞こうという人にとってはとっかかりにくいのでしょうかねぇ…

因みにユーロ盤は、デモ他を収めたボーナス・ディスク付き限定盤も発売される模様。

ボーナスディスクの内容によっては、輸入盤も買っておくか、なぁ…うーん……

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by malilion | 2010-08-24 04:29 | 音楽 | Trackback
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