イタ公らしからぬイタリアングロプレ!(笑)


ORA NOMBRO 「Between Man And Machine」'08 c0072376_17313914.jpg

TIME MACHINEの2002年作「EVIL」で、多分4代目か5代目Voを務めたPINO TOZZI(当然、今は脱退)が新たにVoを務める、乱暴に彼等の音を現そうとすると、DREAM THEATER+IT BITES×PFM系みたいな訳のわからん事になっちゃう、余りイタリアンな雰囲気を感じさせない(笑)イタリアン・シンフォ・グレメタルの新鋭バンドのデビュー作。

近年のイタリアン・グレメタルと言うとどうしても外せないのが夢劇場(2ndの頃)の影響で、このバンドもそこを出発点にしてイタ公ならではの牧歌的だったり叙情的だったりな熱(苦し)い音と、IT BITESのようなスタイリッシュでクリアーなポップさを、スリリング&ダイナミックなインスト重視のテクに走りがちなKeyやGのフレーズも含めてかなりキャッチー(ヴォーカル・メロも秀逸)に、疾走感たっぷりに奏でて、これはなかなかの掘り出し物ですよ。

夢劇場の影響か、サックス等をフィーチャーした叙情性とテクニカルに疾走するスリリング(モロ、DREAM THEATERデスw)さや、穏和で涼やかな曲想から一転ダークでヘヴィな展開を見せる曲など、繊細さとアグレッシヴさを「これでもか!」と、織り成すKeyとGが(このへん、大変イタ公らしいデス)秀逸です。

しかし、これだけ聞きやすく受け入れやすい音なのに日本盤(オリジナルは自主制作)は出ないのね…
リリカルな音(近年のYESっぽい?)でクラシカルに音を刻むKeyと、夢劇場直系のヘヴィーにリフで攻め立てるG(ちょいフレーズがパクリ臭い…)が、クリアでポップなVoに包まれ、イタ公グロプレバンドには余り見かけない涼やかでオサレな曲想も相まって、キャッチーに聞こえて大変聞き心地がいいという、グロプレ嫌いな方にも受け入れられやすいバンドだと思うんだけどなぁ…まぁ、普通のメタルだとかと比べりゃ、勿論インストパートは長いし多いけどね。

DREAM THEATERやThe FLOWER KINGS、IT BITESやSpock's Beard、そしてFROST*等がお好きな方なら、購入しても決して損はしませんぜ。
[PR]
by malilion | 2010-08-10 17:32 | 音楽 | Trackback
トラックバックURL : https://malilion.exblog.jp/tb/14927716
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 鬱陶しい夏の暑い日々に、一服の... まさかのHEEP 『イクウェイ... >>