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まさかのHEEP 『イクウェイター』 リイシューで大歓喜!!


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'85年リリースの隠れた名作(異色作!?)が発売25周年を記念してリマスター&ボーナス・トラック収録でリイシュー!

当時、長年所属していたBronze Recordsから、新たにCBS傘下のPortrait《英:ポートレート米:コロンビア(Sony)》へと移籍して制作されたアルバムで、その影響もあってか前2作で追求してきたアメリカナイズな作風が頂点に達した作で、「とりあえずヒープの有名な曲は知ってるよ」くらいの洋楽ファンにバンド名を伏せて聴かせたら、まさかブリテッシュ・ハードの雄、あのHEEPのアルバム(すくーるずばーにん! とか唄ってるしww)とは確実に気付かない事でしょう(w

権利関係でかCD化が最も遅れた作品(アナログも苦労して探し回ったなぁ…)でもあり、今までに何度もリマスターやらボートラやら追加して出直してる彼等のカタログの中で、唯一今回出直しが初めてという曰く付きなアルバムでもあります。

いやぁ、ホント良くリイシューしてくれました。感謝、感謝ですよ♪

四代目ヴォーカリストのピート・ゴールビーが参加した最後のアルバムでもあり、明るくカラっとしたヴォーカルの歌唱力を活かしたアメリカンHR風(ちょっと脳天気過ぎする…)のエッジの効いたパワーAOR的売れ線路線(決して軽すぎてないトコがポイント! メロディにウェットさもあるしネ!)に仕上がっている事からも分かるように、彼等の旧来からのファンのウケが余りヨロシクない本作ですが、そこはさすが老獪バンドの作品、品質は折り紙つきでして、ポップでメロディアスなバンドが好きな方なら持ってないと後悔する事確実なアイテムです。

まぁ、ネチこいミックのワウ多用ギターとヘンズレーの重く響くオルガンがヒープサウンドの核だろ、と思ってる「らしさ」を求める向きにとっては、このアルバムは絶対に受け入れられないでしょうけど。

そもそもKeyがシンセバリバリで、古臭いオルガンの音なんて皆無ですから(w
最初このアルバムのウェットなメロとキャッチーなポップサウンドを聞いた時、即思い浮かんだのが商業ロックの代名詞フォリナーとマグナムでしたからね~♪

てか、メンバー一新して82年に再始動した時点で、言っちゃ悪いけど露骨にアメリカ向けへシフト(ブライアン・アダムスのカバーとか誰得過ぎる…)した煌びやかなシンセで音の隙間埋めた、キャッチーでソフトなポップサウンド(売りだったヘロヘロ裏声コーラスが、アメリカンな分厚い爽やかコーラスになってるしね!)になってしまった訳だし、ハナから旧来のファンへ向けての音では無いですし。

この路線はこの路線(フォリナーもマグナムも大好物です♪)で個人的には大好きなので、このまま突き進むのも有りと言えば有りだったんでしょうが、やはり『この音』を『元祖ブリティッシュ・ハードのヒープがやる必要は無い』という大勢の意見に屈したのか、次作でまたガラリとブリティッシュポップな方向へサウンドが変化しちゃうんですけどね…

まぁ、そもそもヒープ自体がアメリカで受けなかったのも再度の路線変更の理由でもあるでしょうけど…

さすがにBOXだとか再発に次ぐ再発、未発表曲集やらで完全未発音源なるものは無い(有るとしたらデモとかセッション等のゴミのような素材だけでしょうね、もう…)ようですが、今回は当時リリースされたシングル収録の4曲(シングル・エディットバージョン等)を新たに追加されています。

レーベルの権利が特殊なので、見かけるうちに押さえておくべきアルバムだし、そんな事抜きでも音が良くなってるこの名作をGETしておく事をお薦めしますよ。


by malilion | 2010-08-04 21:22 | 音楽 | Trackback
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