GIANT「Promise Land 」'10 メロハー好きなら知らぬ者がいるはずのない、言わずと知れたDann Huff率いるGIANTの再復活作が、遂に9年振りにリリース! 既に方々のレビューサイトなんかでも言われてる通り、Dann Huffが参加していないGIANTの4枚目('03にLIVEリリースしてますし、未発表音源を集めたアルバム「Ⅲ」も'01にリリースしてますけど、純粋なNEWアルバムとしては19年ぶり!)になる新作!! Dann Huffのいないジャイアントなんて…と、まぁ大抵の人が新作リリースのニュースを聞いた時に思った感想でしょうけど、コレが恐ろしくクオリティの高い上に、ヒットポテンシャルのあるナンバーを詰め込んだ充実した傑作ハードポップアルバムをリリースしてくれたんだから、文句のトーンも下がるってもんです。 リズム隊だけオリジナルメンバーが残留し、VoにTerry Brock(exSTRANGEWAYS)とGにJohn Roth(現WINGER)の名手2名を迎えて制作された今作、Dann Huffは既にバンドメンバーではないのが残念ではありますけど、何曲かで華麗なソロ・ギターをゲストで聴かせてくれたりしてるので、以前の'90前半のUSAロック的な豪快にして溌剌なGIANTサウンドはまんま残っていて、これで文句が出るはずもないんですけどね。 新加入Terryの歌い上げる素晴らしい美声(ちょいJOURNEY路線臭い)と、絶妙にしてメロゥなキヤッチーサウンドのマッチングは予想通りバッチリで全く問題がないんですが、意地悪な見方をすると「Terry BrockのソロアルバムにGIANTのリズム隊&Dann Huffが全面参加」した作品」と、捉えられなくもないけれど、まぁソコをどうこう言い出すとキリがないので素直に彼等の新作がリリースされた事を喜びましょうよ、ね。皆さん。 それにしてもGIANTと言えば個人的に想い出深いのが、2nd「TIME TO BURN」がリリースされた当日に地元CD店へ赴いた時の話でして。 ちょうど店内へ足を踏み入れるやいなやリードトラックの「Thunder&Lightning」のイントロが店内に鳴り響いて、即耳がダンボ状態に。とてつもないハードドライビングなGリフ、テクで押しまくるイントロのカッコイイ事! なかなかVoが入って来ないんだけど、このイントロ数秒でもう歌とかどうでもよくなってしまう気分にさせてくれる、めちゃキレまくりの凄いギターが一撃で強烈に脳裏に焼き付いて、即レジへ!! んで、コレは当然いきつけの店だったので馴染みの店員が仕掛けてきた「コレ、絶対気に入るし買うでしょ?」攻撃で、それだけなら良くある話で終わるトコだったのですが、地元は地域がら外人さんが多いのですけれど、全く同じタイミングで馴染みの店員に「今かかってるコレ、なんてバンドの曲!?」(勿論、向こうは英語ね)と、訊ねる外人のお客さんが(w で、3人が顔を見合わせてニヤ、っとしあったそんな漫画みたいなハプニングが実際にあったりしたのでした(w 実際ハードポップでリフやフックありまくりキャッチーサウンド大好物な嗜好の方なら間違いなく、一発で耳が釘付けになるのは確定的に明なのですよ。
by malilion
| 2010-05-26 19:32
| 音楽
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