MASTERMIND 「INSOMNIA」'10 べレンズ兄弟率いる、USグレ&シンフォ・メタル・バンドの、新たにTracy McShane嬢なるフィメールVoを迎え、前ミニ『Broken』('05)を挟んで、フル・スタジオ作としては『Angels of the Apocalypse』('99)以来、何と11年ぶりとなるLion Music移籍第一弾であり、7枚目となる久々のフルアルバムをGET!前ミニアルバムで男2+女2組となったバンドは再度メンバーチェンジがあった模様で、現在は男3+女1(+サポートにbか)の形態に落ち着いてるようです。内、一人が既に何作もこのバンドのアルバムに参加してる現STRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソン(Key)が再び参加。 現在までに唯一の来日公演だった小屋でのLIVEを、べレンズ兄がラテカセのようにMidiギターをガッツンガッツン、ワイルドに切り替える様に驚きつつ、見事な演奏技術を最前列でかぶりつきで見てたあの頃(日本盤デビューの2ndリリースの頃ね)から、早ウン年……この最新作を聞くまでもなく、もうすっかり初期のEL&Pに多大な影響を受け、Midiギターを駆使したKeyレス(!!)のクラシカルでハイテンションなインタープレイバリバリの未来形プログレを標榜してた音楽性から離れ、シンフォ~ゴス・メタルの流れを汲む、マッタリとミッドテンポな退屈極まりない音楽性に様変わりしてしまいました…残念!(´Д⊂ やはり初期の彼等がもってた異様なテンションとスラッシュ・メタルかと思える程のあの強引な曲展開と怒濤の疾走感が、シンフォ・サウンドとジャズっぽいフュージョン寄りな音になった3rd以降、致命的な迄に激減していき、今回に至ってはもう流行がすっかり終わってるゴスっぽいメタルをフュージョンタッチを交えて奏ってるんだもの…ねぇ? コレはいい! とは、個人的に全く言えなくなってしまったの、ご理解頂けるでしょう? 勿論、今回もイェンス・ヨハンソンが参加してるわけだから、テクバリバリのインタープレイ系の曲は収録はされてはいるのですが…軽い、軽すぎるのですよ。音がっ! 初期のあのへビィな音圧は皆無です。コレはテクニカルなジャス&フュージョンって音じゃないですかねぇ…最早、プログレですら無いと思う。まぁ、テクニカルなサウンドだし、Midiギターっていう変わり種楽器つかってるから、グロプレでもいいっちゃいいけど… あ、ネガな点ばかりあげつらいましたが、新加入のTracy嬢の歌声は、透明感のある艶やかな高音が持ち味だった前任Vo Lisa嬢に対して、幅広い音域と表現力を持つ、ちょっと高音の語尾をガナる感じで力強くエモーショナルに歌い上げる歌唱力はばっちりで、女Voとしてはパワー系で技巧的にも前任者より巧いです。尤も、ルックスの方は、残念ながら前任者の圧勝ですが……orz とはいえ、その力強く綺麗なTracy嬢の美声にべレンズ兄のへなちょこVoが混ざってきて全て台無しにしてますけど…(汗 わざわざ女Vo入れてるんだからヘッポコな声聞かせなくてもいいのに…どうしてこの人達は…この辺のダメさ加減というかガサツなトコが、彼等が未だにメジャーになれない要因じゃないのかなぁ、と思う次第でして。 まぁ、今回のアルバムを一言で言うなら、ゴス寄りのドラマティックな楽曲で、パワー抜群のフィメールVoが活躍してるフュージョンメタル、となるんでしょうかね……ただ、こんなアルバムを彼等が創る必要性は全くないと思うのです。 だって、初期にあった独自性と革新性が、全く失われてしまっていて、コレを同じバンドというのは正直ツラ過ぎです…(T_T) 折角のMidiギターも、専任Keyがいるんじゃ、余り意味もないし、ね… 前フルから11年、ミニから5年も待たされた挙げ句が、この出来じゃ泣けるってモンです。ファンとしては。 次もこの路線なら、もう金輪際、彼等のアルバムは購入はしませんよ。 サヨナラ、MASTERMIND。楽しい想い出をアリガトウ、ってなモンです。
by malilion
| 2010-04-04 03:32
| 音楽
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