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フレッシュな新人らしい音を期待してたのに…


DREAMLAND「EXIT49」'09c0072376_1744843.jpg

前作から2年ぶりに、HAMMERFALLのシンガーJoacim Cansに見いだされたバンドとして鳴り物入りでデビューした、Sweden産メロパワバンドの通算3作目が久しぶりに届けられた。

で、新作だぁ! と喜んだのも束の間、何!? なんなの、このくらぁーいジャケは???
ジャケイメージが前2作と違うのでもしや……これは路線変更を意味してるのだろうか?
一抹の不安を感じつつ、CDをスタートすると……

一聴して妙な違和感を感じる。
いつも通りな、キャッチーなメロディ・ラインにスピーディなサウンドで、前作と変わらぬ正統派(と、言うにはちょっと軽い)ヘヴィ・メタルを踏襲している、ハズなんだけど……
なんだろうか? と思いつつ聞き込んでいくと、明らかに前作まであった溌剌としたフレッシュなエネルギーみたいなモノがかなり減退しているのだ。

確かにちょっとジャーマンぽい、とか北欧メロパワっぽいとか、そこかしこに何々っぽいぞ、みたいな要素は伺えたけれど、ソコがいい具合に新人バンドの勢いを感じさせる疾走感を産んでたのになぁ…前作までかなり有望な新人パワメタバンドと思ってただけに、この微妙な変化はかなりのショック。

まぁ、好意的に捉えると何々っぽいという借り物要素が薄れて、勢い任せなトコを改め、落ち着いた王道直球勝負の彼等なりなオリジナリティを今回前面に押し出してきた、という事なのかもしれない…でも、そのオリジナリティがスリリングじゃない、って事じゃ、ホント玉に瑕どころの話じゃないよなぁ。

そんな訳でなのかVoメロ(元々熱唱タイプじゃないのも原因か)が今まで以上に淡泊で単調に聞こえ、元よりスピードに傾いてた訳でもない楽曲も全体的にミッドテンポが中心になり、余計にメリハリの無い単調な(ヒネリの無い野郎声のシンガロングが影響してるのかも?)アルバムになってしまっているのがなんとも……

曲による質のばらつき等も無く、楽曲もコンパクトにまとまっていて、新人らしからぬ総じて平均的な出来、と言えるのが今回は完全に裏目(今までにコレ、というキラーチューンも無いし…)に出て、『地味な、捉え所の少ない』というように(今回はアレンジ力不足?)思えてしまって……決してどこかに問題のあるアルバムでなく、むしろ手堅い印象を受けるのが、逆に災いしたという事だろうか?

まだ3枚目の若いバンドなので、もう少しバランス無視してでもいいから、勢い任せとか色々冒険して欲しいのですけど……まぁ、次作で挽回する事を期待してます。
by malilion | 2010-02-22 17:05 | 音楽 | Trackback
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