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謹賀新年、あけましておめでとうございます。

よっしゃー! おみくじ大吉だった! 幸先いい!
今年こそは、やりかけだった様々なモノを完成させるドーー!

閑話休題。

CITADEL「THE GAME OF LIGHT AND SHADOW」'08謹賀新年、あけましておめでとうございます。_c0072376_1725665.jpg

プログレからメタルまで様々なジャンルで同じ名前のバンドがホントに多く存在しますが、今回のは男女ツインVo(男声クリアボーカルがG兼任)&ツインG、Key、フルート奏者を擁する、噂のロシア出身の7人大所帯シンフォニックスピードメタルバンドの1st自主制作盤です。

RHAPSODY、NIGHTWISH、STRATOVARIUS、初期SONATA ARCTICA、DARNA、DARK MOOR等が引き合いにだされて輸入盤店で絶賛され煽りまくられてますが、実際はそのどのバンドにも感じられるネオクラシカルな曲調はかなり薄目で、むしろ80年代メタル(モロにキーパー時のハロゥイン調Gソロとか)のような古臭いオーソドックスなサウンドがオペラチックに舞う男女の美声の後で鳴らされていて、引き合いにだされたどのバンドにも雰囲気では劣ってると言わざるおえません。

サウンドの方はロシア出身らしいフォーキーさやフルート奏者の介入で目新しさも所々で感じられるものの、メロゥなGも泣きを扇動するようなレベルでなく、クサメロもスピードもイマイチ。

ボーカルメロディもフックもキャッチーさもなく、蕩々と美声が流れていく、という典型的なダメゴスバンドと一緒にしか聞こえないのもマイナス要因か。

もっとセリオンっぽい暑苦しいシンフォサウンドを想像していただけに、バックの音が意外にスタンダードというかオーセンティックなメタルで拍子抜けしました。

まぁ、それをしちゃうとまんまパクリになるんで、あえてバックをこの音にした、という解釈も出来るけれど、この手のシンフォゴスバンドは今やゴマンといる状況なので、このバンドならではの“何か”を見つけないと早々に姿を消すことになるでしょうね。

ロシア出身というめずらしさと、やたらCD店がプッシュ(コレはいつものコトかw)してたのでちょっと手をだしてみましたが、何かしら新しい要素が見いだせない限り個人的には次でこのバンドには見切りをつけてもいいんじゃないかとは思いますねぇ…残念!
by malilion | 2010-01-04 17:03 | 音楽 | Trackback
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