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冬の風物詩きたる…


LAST AUTUMN'S DREAM 「A TOUCH OF HEAVEN」'09c0072376_1939267.jpg

毎年、寒さが身に染みてくるこの季節にリリースされる彼等のニュー・アルバム。

そして今年も例年に違わず、今年7月に自殺してこの世を去ったベースのMarcel Jacob(R.I.P)の後任にNalle Oahalsson(再結成TREAT、VINDICTIV等)を迎えるという悲劇を乗り越え制作された、彼等の7枚目のアルバムが届けられました。

いやぁ、ホントここ数年の風物詩と化しているLAST AUTUMN'S DREAMの新作を聴いていると、しみじみ冬だなぁと最近は感じますねぇ。

しかし、今回は何とも寂しい思いで新作を聴く事になるなぁ、とか思ってCDをスタートさせるといきなりアルバムのオープニングにマルセルのベースソロと本人の声が収録されてて、そこからアルバムの幕が上がるという……涙を誘いますね。

と、言ってもアルバムは決して湿っぽいわけでもなく、寧ろいつになく爽快なムードが漂っていて、それがかえって追悼ムードを感じさせまいとしているかのように思えて痛々しくもあります…

表面上はいつもの爽やかでちょっとしゃがれたハスキー・ヴォイスが最高な、相変わらずの物悲しい哀愁も含みつつポップでメローなハードロックサウンドが響き渡り、冷たい空気が凛とするこの時期に聴くとピッタリな翳りのあるメロディーと叙情的な美旋律の数々が柔らかくウォームに紡がれていく、安定感抜群の新作です。

しかし、マルセルの急逝という緊急事態の中でのアルバム製作だったので創作意欲に何か問題があったのか、カバーじゃないオリジナルの所々で「アレ? これって、●×の曲じゃ…」みたいな箇所(Track7はモロにブライアン・アダムスじゃ…)が出てくるのがちょっと気になりましたけどね。
まぁ、今回は事情が事情だし、色々あるけど最終的には誰も彼等を責めるコトは出来ないよね…(´Д⊂
by malilion | 2009-12-29 19:40 | 音楽 | Trackback
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