GLASS HAMMER「Three Cheers For The Broken-Hearted」'09 レビューとかでもう触れられてるように、女性ヴォーカルをフロントにしマジェンタ・タイプへイメチェンしたらしい彼等の新作。まぁ、そんな事知らなくてもジャケからして「違う?!」と即効で気づかされる11作目の本作、ここ数作でメインVoだったフィメールVoにぐぐっと焦点を当てた、ぶっちゃけ「もう別バンドじゃん?」というくらい柔らかで美しいコーラスを前面に押し出した、アコースティカルでコンテンポラリーな方向へ擦り寄った感のある「ちょっとヘヴィでシンフォぽいトコもあるかなぁ?」な、コンパクトな(全曲4分台と短い!)ポップスへと変貌しております。 個人的にプレイヤーのオナニーアルバムっぽいもんばっかマンネリに作ってきた彼等が、ここまで洗練された良質なポップ&ハードなメジャー指向の音へ(既にThe Inconsolable Secretのアコースティカルでトラッド風味な作風でその片鱗は伺えたけど)変化するとは驚きだったものの、コレはコレで「新境地となる次なる段階へ彼等が進化した」と捉えれば喜ばしい事なんでアリかな、と。 以前のような古き良き70年代プログレを現在にそのまま創造する、エマーソン、ウェイクマン直系のスリリングなキーボードプレイが激しく炸裂するインタープレイの応酬が売りだったUSシンフォの雄のグロプレアルバムを期待してた向きには「もうグラスハマーは終わったな」って、事になるんでしょうけど、心機一転したんだし外野の声に惑わされず今後もこの方向性で頑張って欲しいものです。 あ、でもフィメールVoは相変わらず苦手なんで、まぁこのまま進むならいづれ近いうちに彼等とはサヨウナラでしょうけど(汗 FLAGRANTE DELICATO「same」'99 “現行犯”とかっていう物騒なバンド名ですが、その実体はFOLQUE~FRUITCAKEのPar Sovik(dr)、Helga Skaarseth(key)に、SANGIOVEZEのAre Linnerrud嬢(vlin)等Norway Progressive&Symphonic系バンド・メンバーによる北欧Symphonicプロジェクト作で、300枚(少なっ!!)限定でリリースされた3曲入りのミニアルバムをラック整理してて見つけたので今夜は久しぶりにループしております。冬の夜、ってイメージでピッタリだわ、こりゃ。元々はWHITE WILLOWやHEADQUARTERS等々の'90's Norway Progressive&Sympho Rockバンド・メンバーが結集したユニット、らしい… CDをGETした当時色々調べたのだけどリリースされた数が数なんで誰もこの音源について詳しく知る人がおらず、購入したお店でも詳細は不明のままで、結局このプロジェクトについての仔細は今も分からず終い……唯一分かってるのは、今作以外は音源は残していない模様。 幻想的なジャケから予想出来る通りの、儚げでドリーミーな、なんとも言えない叙情性のある楽曲を訥々と唄い上げるIngvild Sirevag嬢の浮遊感あるvoも相まって、冷やかで透明感あるメロディと、時折斬り込んでくる初期ANEKDOTENっぽいストリングスが実に北欧インディって感じで個人的にはかなり気に入ってました。 そして、今聞き返してみてもその感想は変わりませんねぇ。 出来ればこのままフルアルバムをリリースして欲しかった、今となっては幻のような惜しいプロジェクトでした。
by malilion
| 2009-11-29 13:39
| 音楽
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