DANGER DANGER「REVOLVE」'09
結成20周年に合わせた訳じゃないだろうけど、オリジナル・ヴォーカリストのテッド・ポーリーが復活しての久しぶりな彼等の新作、7枚目のアルバムがリリースされました。 2枚目以降のテッドの後任として歌っていたポール・レイン参加のグランジーな作品(彼個人のキャッチーでアメリカンなソロアルバムは大好きですよ!)は方向性もあってイマイチ馴染めなかった訳で、やはりテッドがいて、このポップな方向性でこそのDANGER DANGERでしょうねぇ。 ファンが待ち望んだ、80年代を代表するキャッチーな名作をリリースしてた、WARRANTと共にBON JOVIシンドロームの一派としてアイドルバンド的に見られていた頃の、初期DANGER DANGERの方向性を完全に踏襲した、期待を裏切る事無い文句無く楽しめるハードポップアルバムです。 と、言ってもさすがに時代も変わったし、彼等も大人になってるんですっかり以前通りの元気いっぱいで馬鹿丸出しの脳天気ポッピーサウンドを再現してる、って訳でもありませんけど。 お約束の厚いサビコーラスと耳に馴染みのいいメロディ、そしてフック満載の楽曲は相変わらずですが、以前より肩の力が抜けてリラックスした、どこか一歩引いたサウンドが耳に残るのが流れた年月を感じさせます。 以前のようなバブリーに煌びやかで、溌剌としたコーラスや爽快なエネルギーが放たれている若々しいサウンドはもう聞こえてこないけど、妙に懐かしくもあり万人が安心して聞ける、そんな一枚と言えるでしょう。
by malilion
| 2009-11-06 01:21
| 音楽
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