ECLIPSE 「Monumentum」'17 北欧スウェーデン産メロハー・バンドの二年振り6作目となる待望の新作がリリースされたので即GET! W.E.T.をはじめFrontiers Records絡みのプロジェクトだったり他レーベルのメロハー・プロジェクトやメロハー・アーティストのソロ作への客演だったり楽曲提供だったりで四六時中彼の名前を目にしていたので全く二年振りと思えぬ(笑)ワーカホリックな Erik Martensson(Vo&G)率いる彼のメインバンドによる新作な訳だが、従来のユーロHM的ウェットなメロディと叙情感、そしてアメリカンHM的キャッチーな爽快感と疾走感をMIXさせた躍動感あふれる折衷メロハー路線をさらに推し進めた充実作で、従来のファンのみならずメロハーファンならば大抵の方には御満足頂ける出来と言えるだろう。 ドラムスのみ本作から Philip Crusnerへチェンジしているものの、初来日も果たしたメンツと同一編成で製作されたこの新譜に、全くその影響はサウンドに現れていない。 前作と比べてもキャッチーさでは全く見劣りしないこの新作、若干ヘヴィさというか重厚さがサウンド全体に感じられる程度で、適度にテクニカルだけどノリ抜群な、コンパクトでクリアーなモダン・メロディアスHMサウンドに些かの翳りもないのが嬉しいですね(*´ω` *) この手のバンドってLIVE経験を積むと妙に力んで無理矢理感あるヘヴィさだったりダークさを加味しようとし出したりするのがいただけないんですよねぇ~ その点、Frontiers Records関係の“お仕事”を大量にこなしている影響からなのか、キッチリ売れ線と自身のポジションを理解して、ファンの望む通り、いやそれ以上の良質なアルバムを届けてくれる仕事人 Erik Martenssonはもっともっと評価されてもいいと個人的には思います。 まぁ、そーいうAOR系アーティストみたいな巧さや整合性でなく、HMミュージシャンらしい迸る情熱や後先考えない“勢い重視なアホさ&アマチュア臭さ”みたいなものを求める向きには“作り物”臭いアルバムと捉えられてしまう点が、強いて上げるとマイナス要因なのかもしれませんけど… とは言え、未だにUSAで成功を収めた白蛇風なサウンドだったりが相変わらず楽曲やギタープレイに露骨に顔を出してる(笑)ので、本人達はそんなに意識してクレバーな作品にしようと策を巡らしてるんじゃないと思うんですけどね(w ともあれ、メロハー・ファンなら間違いなしにお薦めな一枚です♪ しかし…また日本先行発売なんだよな…また、Frontiers盤でボートラ大量追加でリリースで買い直し確定なのかなぁ…orz
by malilion
| 2017-03-10 17:09
| 音楽
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